日常のおつきあい　手紙の書き方・文例集

入園、入学、出産、お世話になった人の昇進などのうれしい知らせが届いたら、お祝いの手紙を送りましょう。電話でお祝いを伝えるよりも、手紙は形に残るので、より印象が強くなり、相手にも喜ばれます。

お祝いの手紙の場合は、前文は短くまとめるようにし、気持ちを述べる主文から入ること。日ごろ使い慣れた言葉で「おめでとう」の気持ちを伝えることが大切です。

誕生日や婚約など、お祝いの手紙はタイミングよく出すことがポイントです。あまり遅くなっては、手紙を送る意味がありませんし、特に誕生日の場合は、当日に届くように送らなければ効果がありません。

・就職を祝う手紙の場合
新しいスタートに対する心からの祝福と励ましの言葉とともに、社会人の先輩としてのアドバイスをひと言入れると効果的です。

・新築を祝う手紙の場合
おおげさにほめない、羨望の言葉を使いすぎないことがポイントです。

・開店を祝う手紙の場合
商売は縁起をかつぐので、落ちる、滑る、衰える、減る、傾く、赤などの表現は避けるようにします。

・結婚記念日を祝う手紙の場合
日ごろの苦労をねぎらい、健康と末永い幸せを祈り、感謝の気持ちを照れずに表現します。